独りよがりを治す気はない

日常的な思考整理手帳

2018/5/1 #13 パイ食べ放題でパイ投げ

 

 

大体この時期にメーデーが行われる。GWとは言え平日の朝から1000人単位で公園に集まっている姿を見ると、大型パ○ンコ施設に集まる姿が思い浮かんだが、流石にアレとは質は違うと納得しながらも一人心の中でむせていた。

 

 

「労働者の権利」とは重要視されなければならない項目だし、想定される「普通の生活」を送る為には最低賃金が低いという点は同意する。この「普通の生活」については非常に芳ばしく、ツッコミどころが多いが、最低賃金が低い件に関しては同意しよう。

 

 

メーデー自体は非常に格式の高いものであり、守っていくべきイベントの1つだと思う。しかし、労働者だけのものではないとも思う。元々は労使両方のものだったが、ある時から労働者の主張を大にして言うようになったらしい。

 

 

労働者と経営者、2者の関係性について述べる日のはずだが、どうも安倍批判がクローズアップされがちである。「結局全てが繋がるんだ〜」と言われればそうなんだろうが、「アベノミクスは効果がなかった」だの「実際には景気は下がってる」だの嘘はいけない。

 

 

少なからず自分が高校生の時(民主党政権時)の日経平均株価は10000円を割っていたし、景気もバブル崩壊の基準まで下がっていたような覚えがある。それが今では日経平均株価は22000円、景気は右肩上がりである。

 

 

評価すべき点は評価すべきだ。いくら立場があろうとも、上げてない足を取ろうとせずに素直に認めて、その上で要望を出せば良い。上の実績をしっかりと評価していれば、現職の総理大臣や経済大臣、官房長官を地獄釜に入れたイラストを書くなんて行為はしないはずである。

 

 

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とはこの事を言うのだと改めて思う。対案を出さずに政権を否定し続ける野党の姿は、正直飽きた。

 

 

メーデーという大事な日まで、この「政権否定」の所為で意味合いを失っている気がする。コンテンツとしてもっともっと有効的に使える日のはずなのに、これでは意味がない。

 

 

初めて生でメーデーが観れるとワクワクしていたのに、非常にテンションが下がった。正直ムシャクシャする。

 

 

パイ食べ放題でパイ投げされた気分である。

 

 

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